薄いタイプのマットレスは収納が便利であり、部屋に設置したとしても圧迫することはありません。しかしあまりにも薄いと敷いた時にマットレスの感触を突き抜けて敷いている下の床に頭や体をつけてしまうことになるため薄さのバランスと使い方も考えなければいけません。

一言で薄いタイプと称してもその薄さは商品によって変わってきて、同じ薄いでも使われている素材と技術によってその寝心地は変わってくるため商品の選び方も重要になってきます。では薄いマットレスの商品としてはどのようなものがあるのでしょうか。

モットン

モットンは高反発のマットレスの中では有名とされる海外の商品ですが厚さは8cmと厚さとしては薄い方に入っています。8cmとなると寝てみなければ分からない部分があるかもしれませんがこのモットンは90日間、3ヶ月返金保証が付いているため一定の期間試してその厚さでの寝心地を確認することが可能です。

エアウィーヴ

オリンピックにいてアスリートが使っていたことで有名となった高反発のマットレスですが、このエアウィーヴ系統のマットレスの厚さは全て10cmを超えない薄さとなっており子供向けのkidsとなると約3cmという薄さとなっておりこれは全体と比較しても薄いといえます。復元性が高い素材が使われているために自然な寝返りを打つことができ、それによって寝返りの際に体にかかる負担を和らげます。

トゥルスリーパー

トゥルースリーパーは低反発のプレミアムが有名であり低反発だけでなく中反発のネオフィールや高反発のセロが存在しますが、どれもが5cm程度と薄いマットレスになっています。NASAで作られた素材をヒントに作成した低反発の素材を100%使っており、それによって体圧の分散、姿勢の維持をフォローします。

スウィートスリーパー

スリーパーという名が付いている通りにトゥルスリーパーを意識しているマットレスであり、性質自体も似通っていて厚さも例外ではなく4cm程度とかなり薄くなっています。この薄さを誇っているため布団の上に敷いて使うことも可能です。

エアリーマットレス

アイリスオーヤマが提供している商品であり「エア」という空気を思わせる名称が付いている通りにその厚さも約5cm程度と薄くなっています。三次元スプリング構造になっている素材によってクッション性を始めとした機能を持っており、洗うのも楽なマットレスです。

エアコクーン

アスリートサポートというメーカーが提供している高反発のマットレスであり多くのアスリートに利用されていて35と50がありそれによって厚さが変わりますがどちらも薄い方のマットレスとなっています。独自に開発した三次元構造の素材を利用しておりそれによって通気性と復元性の機能を高めています。

テンピュールトッパー

テンピュールのマットレス自体は19cm以上の厚さを誇る種類のものばかりなのですが、テンピュールはトッパーも提供しており厚さ7以下の他のマットレスに重ねるタイプのものが存在します。トッパーながら重ねるだけでテンピュールの素材で覆われた寝心地を体験することができます。

ニトリ

ニトリ自体もマットレスの提供はしており他のマットレスに被せる高反発のトッパー、単体で利用するタイプのシングルマットレス共々厚さが7cm以下のものを扱っています。お値段以上の性能が特徴なニトリであり、価格以上に使えるマットレスとなっていますが、価格故に他のマットレスに比べると劣る部分があるのは理解して利用する必要があります。

エネタン

エネタンは素材によもぎを取り入れた一風変わったマットレスであり、そのよもぎの力で強い消臭性を持ち通気性も兼ね揃えています。厚さとしても約8.5cm程度と薄いものとなっており単にベッドフレームに敷くだけでなく床やフローリングに置いて利用することも可能です。

まとめ

薄いマットレスは全体的に国内の人間が使っていることが多いです。あまり薄すぎても床に付いてしまいますが他のと併用することでそれも解決することができるのが薄型の強みとなっているため場合によっては商品同士を組み合わせて使ってみるというのも1つの方法ではあるでしょう。