体重が軽い人・重い人のマットレス選び

体重によってマットレスが受ける影響は異なりますし、自分の体重と合っていないマットレスを使っていると体調に異常が出ている可能性もあります。

ですかから、「体重」はマットレスを選ぶ基準として大事な要素です。

体重が標準よりも軽い人・標準程度の人・標準よりも重い人と分けたとき、それぞれどういったマットレスを選ぶべきかを解説します。

体重が軽い人のマットレス選び

ここで言う体重が軽いとは体重が40～50kg程度の方を指します。

体重が軽い人の場合、寝た時にマットレスに重さがあまりかからないため、マットレスが受ける影響は少なくなります。

低反発マットレスは？

低反発のマットレスのような柔らかめのマットレスで体重が軽い人が寝た場合、そこまで大きく体が沈むことはありません。

そのため、一般的には体重が軽い人は低反発のマットレスを選ぶのが適切とされます。

高反発マットレスは？

体重が軽い人が高反発マットレスのような硬めマットレスで寝ると、腰などの体の一部が浮いてしまい、浮いた部分に負担がかかってしまう恐れがあります。

ただし、高反発を選ぶことは必ずしも間違いとは言えません。柔らかいマットレスが体に合わず、体を痛めてしまっている人は体重が軽い人でもこちらを選んだ方がいい場合があります。

標準体重の人のマットレス選び

体重が60～70kg辺りをここで言う標準とすると、これくらいの体重であれば低反発ではそれなりに沈むようになり、高反発ではある程度バランスが保てるようになります。

しかし柔らかすぎれば体が沈み負担がかかることになり、硬すぎるとマットレスが体へと負担をかけるようになるため、標準体重の方はその通りに標準とされるタイプのマットレスを選ぶのが適切です。

しかし単に標準となれば個人によるという部分が大きくなり、自分に合うとされるマットレスを探すことが大事となりますが、これは実際に寝て体験をして判断するかないでしょう。

体重が重い人のマットレス選び

ここで言う重いとは、70半ば～80kg台。またそれ以上の方を指します。

低反発・柔らかいマットレスは？

体重が軽い人の場合は高反発も選択肢としては間違っていませんでしたが、体重が重い人の場合には低反発は選択肢に入れない方が良いでしょう。

体重が重いとその分マットレスにかかる体圧が大きくなり、柔らかい低反発の場合には必要以上に体が沈むことになってしまいます。

沈むだけでなくマットレスにかかる負担も大きくなり、ただでさえ耐久性が良いわけではない柔らかいマットレスの寿命を縮める結果にもつながります。

高反発・硬いマットレスは？

逆に高反発であれば重い体重をしっかりと支えてくれることになるため、体重が重い人は高反発の硬いマットレス一択となるでしょう。

高反発のマットレスも商品によって耐久力が変わり、重ければ重いほどマットレスにかける負担も大きくなるため、耐久力が高いマットレスを選ぶ必要があります。

体重だけでなく体格も考える必要がある

体重はもちろんですが、体重が重ければ重くなるほど体格も大きくなるために体格のことも考えることが重要です。

体格にあったマットレスを選ばなければ寝心地に影響が出てきてしまい、体重に合ったものを選んでいたとしても体に支障が出てしまいます。

まとめ

一言で体重が軽い・重いと称しても人によって体重や体格がどれくらいか変わってくるため、それによって適しているマットレスも変わってきます。

目安として適切とされる種類のマットレスを候補とするのは勿論正しい考え方ですが、自分に合うマットレスを選ぶためには、長さや厚さ・性能など色々な物差しをもってマットレスを選ぶことが必要です。