マットレスにかける予算がどれくらいかは、その人の生活でマットレスがどれくらい重要性をもっているかで変わってきます。

腰痛対策のマットレスの場合、腰痛の度合いが大きく関わってきますが、どちらにせよ性能が良くてできれば安価なマットレスを選びたいところですよね。

ここでは、腰痛対策のマットレスの価格にスポットライト浴びせて、それぞれのマットレスの価格を徹底比較してみました。

腰痛対策マットレスとその価格を比較!

モットン

通常のとは違う通気性の高いウレタンフォームを利用しているマットレスです。

  • シングル 約4万
  • セミダブル 約5万
  • ダブル 約6万

基本的にサイズが上がるごとに1万ずつ上がっているようになっていて、上がり幅としてはそこまで大きなマットレスではありません。これらの価格は特別価格であり、そうでない場合にはそれぞれ2万程度上がることになります。

13層やすらぎマットレス

プレミアム反発コイルというコイルスプリングを利用したポケットコイルマットレスであり、様々な素材が詰められた厚いマットレスです。

  • シングル 約10万
  • セミダブル 約11万
  • ダブル 約12万

マットレスとしては高額な部類に入りサイズが上がるごとに1万ずつ増えるのはモットンと変わりません。こちらも特別価格となっていて通常は4万程度上がった価格となってより高額な価格です。

エアウィーヴ

反発力が高く水洗いもできる程の通気性を持つairfiberという素材を利用したマットレスであり、最近リニューアルしたバージョンです。

  • シングル 約7万5千
  • セミダブル 約9万
  • ダブル 約10万5千

表示されているのは基本の3種ですがクイーンとキングサイズも注文がされていてこちらは問い合わせをする必要があります。サイズが上がるごとに価格が相応に上がっているため大きいのを選ぶとなるとそれだけ高額な予算が必要となるのです。

エアウィーヴライト

ライトという名の通りにエアウィーヴの薄型版ともいえる存在です。

  • シングル 約4万
  • セミダブル 約5万
  • ダブル 約6万

エアウィーヴとは違いこちらはクイーンやキングサイズの受付はしていません。スタンダードの方より厚さが少ないため価格も下がっておりサイズごとの上がりもそこまで大きいものではなくなっています。

エアウィーヴS-LINE

3ゾーンで中央の部分を硬くして腰の部分のサポートをしているエアウィーヴでより腰痛対策がされたマットレスといえます。

  • シングル 約10万8千
  • セミダブル 約13万4千
  • ダブル 約15万6千

こちらはクイーンサイズの注文を問い合わせでしています。エアウィーヴのバージョンアップ版ともいえる存在だけあって価格もシングルで10万超えという価格設定です。

エアウィーヴDUALMODE

表と裏で硬さが違うバージョンのエアウィーヴで自分の体の状態に合わせて使い分けられるタイプのマットレスです。

  • シングル 約16万
  • セミダブル 約19万
  • ダブル 約22万

単純に表と裏で素材の性質を変えているだけでなく付属品としてカバーが付くためかなりの高額な設定となっています。

エアウィーヴスマート020

厚さ2.5という極薄のエアウィーヴで楽に折りたたむことができるマットレスです。

  • シングル 約3万
  • セミダブル 約3万6千
  • ダブル 4万3千

これに加えてどれもカラーをベージュ、ピンク、グレーから選ぶことができるようになっています。

エアウィーヴスマート035

こちらは厚さ4.5のエアウィーヴです。

  • シングル 約6万
  • セミダブル 約7万千
  • ダブル 約8万3千

ライトよりも厚いためその分価格も高くなっている設定です。

マニフレックス、モデル246

マニフレックスのエリオセルが使われたスタンダードモデルのマットレスです。

  • セミシングル 約3万2千
  • シングル 約4万
  • セミダブル 約5万2千
  • ダブル 約6万5千
  • クイーン 約7万8千
  • サイズオーダー 約9万5千

サイズオーダーができるのが特徴ですが一からオーダーで作り上げるため価格は10万近い高額なものになっています。セミシングルからシングルの上がり具合はそこまででもないですがシングルからセミダブル以降の価格の上がりが大きくなっているのです。

マニフレックス、マニ・スポーツ

モデル246に比べると硬めのハードタイプのエリオセルを利用したマットレスであり、アスリートも利用している腰痛対策のマットレスです。

  • セミシングル 約4万千
  • シングル 約4万7千
  • セミダブル 約5万9千
  • ダブル 約7万千
  • クイーン 約8万3千
  • サイズオーダー 約9万7千

モデル246に比べると性能が上がったことにより価格も上がっています。提供しているサイズは同じでサイズオーダーもできるため予算さえあれば自分好みのサイズを手に入れることが可能です。

マニフレックス、エア・メッシュ

エアーサーキュレーションメッシュ素材を利用することで通気性を高めたマットレスです。

  • シングル 約4万千
  • セミダブル 約5万4千
  • ダブル 約6万7千
  • クイーン 約8万
  • サイズオーダー 約9万7千

価格としてはマニ・スポーツより下がってますがサイズオーダーだけ同じくらいになっている設定です。

マニフレックス、エア・メッシュハットトリック

エア・メッシュの生地が外せるようになったバージョンのマットレスです。

  • シングル 約4万7千
  • セミダブル 約5万9千
  • ダブル 約7万千
  • サイズオーダー 約9万7千

価格はマニ・スポーツと同じになっていて、違うのは提供されているサイズの数ぐらいです。

マニフレックス、エア・メッシュハットトリック2トッパー

トッパーを取り外して季節ごとに違う性能を使い分けることができるマットレスです。

  • シングル 約6万
  • セミダブル 約7万2千
  • ダブル 約8万4千

他とは違いサイズオーダーが存在しないためか単体のサイズとしては後のマニオリンピアよりも高額な設定となっています。

マニフレックス、マニオリンピア

マニフレックスがスタンダードとして提供している中では最も高額なマットレスです。

  • シングル 約5万6千
  • セミダブル 約6万8千
  • ダブル 約8万
  • クイーン 約9万
  • サイズオーダー 約10万8千

スタンダードの中ではトップですがサイズオーダーを利用しない限りは10万超えない価格設定です。しかしマットレス全体としては少し高めの領域に入っていることは間違いないでしょう。

エアコクーン

E-COREという通気性と復元性に優れた素材が使われたマットレスです。シリーズとしては35と50が存在します。

35シリーズ

  • シングル 約5万
  • セミダブル 約5万8千
  • ダブル 約6万6千

50シリーズ

  • シングル 約7万8千
  • セミダブル 約8万6千
  • ダブル 約9万4千

どちらも提供されているサイズは変わりませんが厚さがある50シリーズの方が価格が跳ね上がって高い設定です。ちなみにこれらは税抜きでの価格で安く販売されていて、通常の価格は税込みで表示されるという謎の表示がされています。

トゥルースリーパープレミアム

マットレスブランドトゥルースリーパーシリーズのスタンダードマットレスであり、ここまでと違って低反発のマットレスです。

  • シングル 約2万5千
  • セミダブル 約2万6千
  • ダブル 約2万9千
  • クイーン 約3万千

他と比べると破格の安さであり、この他にも価格は上がりますが2枚やカバーがセットで販売されてもいます。

トゥルースリーパーエクセレント

プレミアムのバージョンアップ版で通気性を高めて寝返りもしやすい構成になったマットレスです。

  • シングル 約3万2千
  • セミダブル 約3万6千
  • ダブル 約4万千

バージョンアップ版だけに価格は多少上がっていてサイズごとの上がりも大きくなっています。こちらも同じようにセットの販売がされているのです。

トゥルースリーパーセロ

プレミアム、エクセレントとは違い正統派な腰痛対策の高反発なマットレスです。

  • シングル 約2万5千
  • セミダブル 約2万6千
  • ダブル 約2万9千

価格はプレミアムと変わりません。

腰痛対策マットレスの価格を比較して選ぶなら

高額な物程性能が高くなるのは当然ではありますが、価格が安価だからといって決して性能が低いというわけではありません。

安い腰痛対策マットレスはどうか

安いと感じるラインは人それぞれかもしれませんが、基本的にはシングルにおいて5万円を切るかどうか辺りがラインになっていると考えてもいいでしょう。そうなるとここで紹介した商品としては下記が該当することになります。

  • モットン
  • エアウィーヴライト、スマート020、035
  • マニフレックス、モデル246
  • マニフレックス、マニ・スポーツ
  • マニフレックス、エア・メッシュ、エア・メッシュハットトリック
  • トゥルースリーパー全般

マニフレックスの商品は低価格の物でもエリオセルが使われていることは変わらず、その性能から体圧分散性、通気性は高いです。何より保証も12年程度と長いため低価格ながらコスパはかなりいいマットレスとなっています。

全種類を網羅!おすすめのマニフレックスマットレスと選び方

逆にエアウィーヴは低価格なのはよいのですがどれもマットレスとしては薄過ぎるため、その薄さが原因で耐久性と寝心地に不安が生じる部分があります。エアウィーヴ自体の性能は発揮されますがそれが十分に発揮されるマットレスも用意しないといけないため意外にもコスパとしてはそれ程いいものではありません。

エアウィーヴの特徴と種類は?おすすめのマットレスはコレだ!

トゥルースリーパーは低価格でありながら性能は高いですが、プレミアムは通気性に難があり、セロは耐久性に不安があると欠点も存在します。エクセレントも使われているウレタンフォーム自体は特別通気性が高いものではないため温度が高いと通気性で補いきれないという場合もあるのです。

トゥルースリーパーのメリット・デメリットとおすすめの種類

モットンは腰痛対策マットレスとして十分な性能を持っている上に、腰痛対策向けとしてはそこまで値が張りません。何より無料でお試しできるというのが最大の魅力です。自分の腰痛に良いのか悪いのか試してみる価値があると言えます。

慢性的な腰痛持ちがモットンを使ってみた感想・レビュー

全ての商品が低価格ながらの欠点を抱えていますが、腰痛対策マットレスとしては十分な性能を持っているのは確かです。

逆に高価なマットレスはどうか

腰痛対策のマットレスも低価格のがあれば高額なものもありますが、高額なものでもサイズが大きくならない限りは10万超えるのは珍しいことです。

  • 13層やすらぎマットレス
  • エアウィーヴS-LINE
  • エアウィーヴDUALMODE

以上が今回紹介した中ではシングルで10万超えに当て嵌まるマットレスです。確かにこれらは性能としては高いものであるため腰痛対策としては申し分ないですが、高額なマットレスでも自分に合うとは限らずもし合わない場合には手痛い出費となってしまいます

腰痛対策のマットレスを求めて手頃なマットレスを求めているのであれば、これら高額なマットレスをターゲットにする必要はありません。逆に腰痛対策のマットレスに幾らでもお金が出せると考えられる方で、あれば腰痛対策としてだけでなく寝心地という意味でも狙う価値はあるマットレスです。

価格と性能から考えて

単純に性能と値段を釣り合わせて考えるのであれば、日本人の体系に合わせてつくられた腰痛対策マットレスとして評価の高いモットンがおすすめです。何より返金保証があるのは大きいです。

それと、保証が12年もありエリオセルで通気性、体圧分散性が申し分ないマニフレックス系列もおすすめできます。

逆に予算のことを考えてとにかく安価なものが欲しいと考えるのであれば、トゥルースリーパー系列が適切と考えられます。人によっては低反発マットレスが合うこともあるため、その場合はトゥルースリーパープレミアムを考えるといいでしょう。

ある程度予算もかけられる場合にはモットン、マニフレックスでも上位の物とエアウィーヴ辺りが候補として入ってきます。モットンの場合は返金保証があるため試して合うかどうか確かめることができるため先に試しておくといいかもしれません。

まとめ

マットレスにどれくらい出せるかは購入する側次第です。実際に腰痛を患っていると生活に支障が出てしまいますが、腰痛自体は腰痛対策マットレスがなくても努力すれば改善させることができるという点も存在します。

そのため腰痛対策マットレスは必要となるものではなく、自分達の生活から出せる範囲の価格帯から選んで決めるといいでしょう。

耐久性があるとされるマットレスも使い方が雑になればその分寿命が短くなってしまいます。長く使いたい場合には乱暴に扱うことなく、手入れもこまめにしていきましょう。