高反発マットレスのモットンは、発売された時期が2015年ごろと比較的新しいマットレスで、モットンジャパンが提供しています。
私も愛用しています↓
慢性的な腰痛持ちがモットンを使ってみた感想・レビュー。腰痛持ちご用達の噂は本当か確かめてみた。
口コミで高い評価を受けている高反発マットレスのモットン。なぜこんなに評判が良いのか、その理由とメリット・デメリットをまとめました。
モットンの特徴とメリット
理想的な寝姿勢を保つ高反発力
モットンは高反発マットレスなので、寝た時に反発して寝姿勢を整える構造です。
特にその反発力に力を入れていて、寝返りした時にかかるエネルギーを他の高反発マットレスよりも抑えています。
その分、力がない方でも寝返りができるようになっています。
腰痛対策に特化したマットレス
先にも書きましたが、通常のマットレスよりも少ないエネルギーで寝返りができるので、余計な力を使わないようにすることができます。
そのため、腰痛を患っている方であっても余計な負担を与えずに寝返りを打つことができます。
また、体圧分散の構造も腰への負担を軽減しているものになっています。日本人に合わせて作られていることも大きいです。
耐久力があり、通気性が良い
耐久力については、8万回の圧縮を行ってもモットンはへたる確率がかなり低いという試験結果が示す通り、一般的なマットレスと比較すると長持ちするようになっています。
モットンに使われている素材はウレタンフォームです。
ウレタンの素材は柔らかく、へたりやすい上に通気性が悪いという欠点があり、ウレタンのマットレスで寝ていると蒸れて寝心地が悪くなってしまいます。
しかし、モットンで使われているウレタンフォームは通常のではなく宇宙飛行士相手にも使われている特殊なもので作られていて、更に素材作成時に発砲する泡を調整して通気性を高めています。
衛生面に優れている
通気性が良くなるということは、蒸れ難いだけでなくカビが生える心配もなくなります。ウレタン自体はダニを始めとした害虫が出てこないため、衛生面でも良いと言えます。
素材に竹炭が使われているため消臭の効果があり、臭いに対しての対策もできています。
サイズ・厚さ・硬さについて
モットンのサイズは基本的なシングル、セミダブル、ダブルの3種類です。それぞれ幅が97cm、120cm、140cmで、長さは一律で195cm、厚さは10cmとなっています。
マットレスにおいて厚さの基準は10cmです。モットンは厚すぎないことで反発力と体圧分散を生み出しているのです。
硬さについては、腰痛対策を考えて設定されている硬さであり、高反発らしく硬めになっています。
返金保証がある
モットンは基本的に通販での購入になるので、購入前に自分で直接寝てその寝心地を確認することができません。
その代わりに90日間の返金保証が付いています。この期間内であれば、体に合わないと感じれば購入代金を返金してもらえます。
返金をする際には保証書が必要なので必ず取っておきましょう。
自分に合うかどうか分からないマットレスの場合、買いきりではなく試してそのまま使い続けるかどうかを判断できるのは大きなメリットでしょう。
モットンのデメリット
ウレタンによる不都合
モットンは素材に特殊なウレタンを利用していますが、特殊であってもウレタンであることは変わらないので、そのデメリットが生じる部分もあります。
ウレタンは温度によって変化があり、熱い・寒いでその性質が変わりやすい性質をもっています。これはモットンのウレタンも同じです。
そのため、気温によってはモットンの性能を完全に引き出せない可能性もあるのです。
また、このウレタンの特性のために水洗いをすることができず、天日干しではなく陰干しが推奨されているのもデメリットと感じる方もいるでしょう。
モットンをおすすめしたい方
モットンの一番の特徴は何といっても「日本人の体型に合わせて作られた腰痛対策のマットレス」という点です。
言うまでもなく、腰痛に悩まされている方におすすめです。
腰痛持ちの方は勿論、寝た時に腰の痛みを感じる場合にはその寝具が原因になっている場合もあるため、モットンのような腰痛対策ができるマットレスを選ぶべきです。
腰痛対策以外だとそこまでマットレスとして優れている機能はないので、とにかく腰に何か問題がある方だけ購入を検討してみてください。