13層やすらぎマットレス(旧名:雲のやすらぎマットレス)はイッティというメーカーが製造している高反発のマットレスで、高反発のマットレスで人気のモットンと人気を二分しています。
口コミで評判が良い「13層やすらぎマットレス」の特徴とメリット・デメリットをまとめました。
13層やすらぎマットレスの特徴とメリット
13層で構成されたマットレス
13層やすらぎマットレスはその名の通り13層で構成されたマットレスです。この数字はマットレスの中でもトップクラスで、その分、厚さが27cmとマットレスとしてはかなり厚い部類に入ります。
13層は下記の素材から構成されています。
- ハイグレードニット
- マイティトップⅡ
- ウレタン
- クラウドMAXウレタン
- チップウレタン
- プレミアム高反発コイル
コイルを中心に、それぞれの素材を表裏でクラウドMAXウレタンの前後にウレタンを入れて作られています。
クラウドMAXウレタンはラテックスをウレタンに組み合わせて作られている素材で、ラテックスが持つ反発力と通気性を兼ね揃えています。
チップウレタンは寝た時に来た体圧を横に逃がす役割を果たしています。
ウレタンは通気性が悪いという弱点がありますが、それをクラウドMAXを利用することでクリアし、チップウレタンの体圧分散でマットレスに偏った力がかかるのを防ぎます。
1年中使えるマットレス
マットレスの表と裏の表面に使われているハイグレードニットは通気性と吸湿性に優れていて、体圧分散の機能も持っています。
何よりメリットなのが、温度を調節する機能が付いていることです。
暑い時期は湿気と熱を逃がして冷やしてくれて、寒い時期は湿気だけを逃がして熱を維持してくれるため暖かくすることができます。
これによって季節関係なしに1年中使うことができるようになっています。
衛生面・通気性への考慮
ハイグレードニットの次に素材として使われているマイティトップⅡは、防ダニ・抗菌防臭の機能があります。
また、マットレス自体に通気口を設置することで放出を促し、空気を入れ替えて内部を清潔にする仕組みとなっています。単に素材の力だけに任せない通気性向上の工夫がされています。
コイルによってもたらされる寝心地
使われているプレミアム高反発コイルは6.5インチと通常のコイルよりも1インチ長い形状になっています。それだけ耐久力と反発力が強くなって、更に高くなることで体圧分散の機能も向上しています。
配列にはハイブレッド交互配列を採用しています。それによってコイルの効力だけでなく、配列によっても体圧分散の力が強くなり、コイル自体の負担も軽減して長持ちするように構成されているのです。
日本製であることのメリット
13層やすらぎマットレスは製造から販売まで全て国内で行われているマットレスです。海外製に比べればトラブルが起こる心配が少なく、品質も保証できると言えます。
何より国内で作られているということは、日本人に向けて作られたマットレスであるということです。
サイズについて
基本的なサイズは揃えてありシングル、セミダブル、ダブルから選べます。
幅はそれぞれ97cm、120cm、140cmで、長さは共通で196cmとなっています。
13層やすらぎマットレスのデメリット
厚さで起こる不具合
13層やすらぎマットレスは27cmというマットレスの中ではかなり厚い部類ですが、この厚さは寝ることだけを考えれば寝心地の良さという大きなメリットがありますが、他の面を考えるとデメリットもあります。
厚いということはそれだけスペースを取るので部屋が狭い方に向いていません。部屋の状態によってはマットレスを入れられないため、そもそも利用することが不可能という場合もあるのです。
また、使っているうちに汚れていくため手入れをしなければいけないのですが、ここでも問題があります。
厚さがあるということは大きいだけでなく、コイルも使われている関係で重さもそれなりにあるということです。力が弱い人の場合は手入れが一苦労になります。
マットレスを使う上で必要な表と裏を使い分けるローテーションも同様に大変です。
価格が高い
13層やすらぎマットレスはシングルでも10万近くかかり、サイズアップするにつれて1万ずつ上昇していきます。
10万を超えるマットレスがあるのは珍しいことではなく、その価格に見合った性能であることは確かなのですが、それでも気軽に手が届く価格でないことは間違いありません。
13層やすらぎマットレスをおすすめしたい方
基本的に高反発のマットレスは腰痛対策として評価されています。
13層やすらぎマットレスも腰の問題に悩まされている方におすすめなのは間違いないですが、13層やすらぎマットレスの場合は腰以外のこりへの対策にもなります。
特にこりやすい肩や首への負担を軽減してくれるので、朝起きたときに肩や首に痛みを感じる方にもおすすめです。
あとは、予算の問題と厚さの問題(マットレスを置く部屋)さえクリアすれば非常におすすめのマットレスです。