一昔前は敷布団を敷いて寝るのが当たり前でしたが現在ではマットレスを利用してベッドに寝ること自体が当たり前の時代となりました。
ですが、普段から敷布団を引いて寝ている方にとっては、マットレスで寝るのは敷布団とどう違うのか分からないと思います。ここでは、マットレスと敷布団との違い、そしてマットレスの必要性やメリット・デメリットを見ていこうと思います。
普段からマットレスで寝ている方も、自分に合った睡眠スタイルを見つけるためにマットレスのメリットやデメリットを確認しておきましょう。
マットレスと敷布団の違い、それで分かるマットレスのメリット
大きさと厚さ
分かりやすいのは見た目であり、実際に見比べればそれは一目瞭然です。
敷布団は床に敷く必要があることからマットレスに比べると低く、マットレスはフレームに乗せてベッドとして利用する必要があるため一定の大きさ、厚さが存在します。
大きさと厚さがあるということはクッション性に繋がります。そのため、睡眠時にかかる体重の負荷を和らげてくれるのです。
片付けの必要性
敷布団は寝るためにわざわざ床に敷かなくてはいけません。片付けるのが面倒で敷いたままにしておくと、床に密接に触れているため、埃を始めとした床に存在しやすいゴミが布団に付着してしまって汚れてしまいます。寝ている本人の健康面にも影響を及ぼしてしまいます。
マットレスはフレームに乗せるために床の埃等が付着しにくく、寝る毎に片付けるという作業が必要ありません。
起きるときに膝を曲げるか曲げないか
敷布団は起きる時に膝を曲げる必要があります。単純な動作ではありますが、睡眠は毎日必ず取らなければならないものであるためその負担は確実に蓄積されてしまい、普段から膝が悪い方なら尚更の良くない話となってしまいます。
マットレスの場合は膝を曲げる必要性がなくなるため、必然的に膝への負担を和らげることができるのです。
インテリアとしての価値
マットレスはフレームに乗せて利用するものであるためフレームと合わせてのインテリアグッズとすることも可能です。
マットレス自体が大きいために他のインテリアとの合わせ技をすることも可能であり、インテリアに興味がない方でもフレームの下を何かを収納するスペースに利用するといった生活する上での利便性を考えることもできます。
マットレスに生じるデメリットは
どのような物もメリットがあればデメリットもあるのが必然であり、それはマットレスにとっても例外ではありません。
メリットばかりに目が眩みデメリットを無視すると、実際に利用する時に後悔することになるため理解した上で利用するようにしましょう。
マットレスは場所を取る
マットレスはその大きさと厚さのために、部屋に設置するときにどうしても一定以上のスペースが必要となります。これが一番分かりやすいデメリットです。
住んでいる部屋の広さによってはマットレスの設置だけでほとんどのスペースが取られてしまう場合もあります。
掃除に苦労する
敷布団と比べると確かに毎日片付ける必要はありませんが設置して寝ていれば必ず汚れていくため洗う必要が出てきます。
しかし敷布団に比べると大きいため洗うのも一苦労であり、マットレス以外にもフレームでスペースを取る都合、そのフレームの下の掃除をするのも苦労するという点があります。
費用面
利用するにおいて敷布団に比べると乗せるフレームも用意しなければならないため、費用が高くなる可能性が高いのもデメリットとしてあります。
まとめ
メリットもデメリットも考慮すればマットレスを利用する必要性があるかどうかは人にもよります。
逆に、部屋にマットレスを置くスペースがない場合であれば敷布団を選ぶのが適切です。このスペースとの兼ね合いはケースバイケースの話となるため、マットレスを利用するメリットの大きさも考慮して考えましょう。