マットレスは自分の体格に応じてサイズを選んでいくのですがシングル、セミダブル、ダブルとサイズが普通に変わるだけでは幅は変わったとしても長さは変わりません。幅が狭ければ体格がいいと狭く感じてしまうため余裕ができるスペースのサイズを選ぶ必要がありますが問題は身長が高い人です。
マットレスの長さは比較的余裕を保てるように設計されていますが当然世の中にはその設計されている長さを超える身長の方もおり、そのような人はシングルであろうがキングでろあうが長さが同じであるため幅が取れても縦の長さは苦しいものとなってしまいます。縦のスペースがない場合には本人が折れ曲がったりしなければならなくなり寝姿勢としても頭、足をぶつける可能性があっていいものではありません。
このような身長が高い人は長さがあるロングサイズのマットレスを選ぶことになりますが、このロングサイズの選び方も単純ではなく注意しなければならない部分も幾つか存在します。ではロングサイズのマットレスはどのように選べばいいのでしょうか。
余裕のあるロングサイズを
一般的なマットレスの長さは195程度であるためロングサイズを目指すとなればその195を超えた人、と考えてしまうかもしれませんがそうではなくロングサイズを目指すのであればそれ以下の180辺りから検討をした方がいいです。
実際に190で一般的な195で寝るのは数字だけを見れば可能ではありますが実際に寝てみると5cm程度の余裕しかないため少し動くだけで頭をぶつけたり、足の動きが止まってしまいます。寝づらいのはもちろんですが寝姿勢としてみても余裕がないためおかしな感じになってしまい、それが体への負担を余計なものとしてしまい結果的に痛めてしまう恐れがあるのです。
ロングサイズを検討するのであれば最低でも15cm以上は余裕が取れるスペースのマットレスを選んだ方がいいでしょう。
部屋とロングサイズ
ロングサイズとなれば当然長さが一般よりも長くなるため問題となるのが部屋に設置する時であり、長くなる分縦のスペースを取ってしまうことになります。広さに余裕がある部屋に住んでいるのであれば問題はないですがそうでない場合にはロングサイズを導入することでスペースが狭まってしまう結果となるのです。
それだけでなくロングとなれば縦に広がるため部屋に入れる際にも影響が出ることになり、部屋の入口によってはロングを入れるのが難しい、不可能になってしまう場合もあります。入れる問題に関しては入れることができるタイプの折りたためたり、収納できるマットレスを選べばよいのですが部屋の構造に関してはすぐに変えることができる問題ではありません。
ロングサイズのマットレスを選ぶ場合には自分の部屋を改めて見直して、置けるかどうか、どうやったら置けるかといった部分を考えた方がよく、場合によっては部屋に置くのではなくマットレス自体は別のところに設置することを考えた方がいい場合もあるでしょう。
オーダーも考える
ロングサイズ自体は基本的に206、213辺りですがこれで窮屈に感じてしまう人も世の中には存在するのはおかしな話でなく、これで窮屈に感じてしまうとなると一般的なロングサイズでも対応するのは難しい話となります。
そうなると考えるのがオーダーでありマットレスを提供しているメーカーの中にはサイズオーダーでこちらの提示したサイズのマットレスを作成してくれるところもあります。単に提示するだけでなくこちらの身長、体格を測定してそれで作ってくれるところもあるため一般のでは難しいという方はこちら考えるといいでしょう。
しかし当然オーダーメイドとなると通常のマットレスを購入するより価格が高くなることになるためコストが高く付き、サイズも大きくなるため部屋にマットレスが入るかどうかも考えなければいけなくなります。その辺りも考えてオーダーをするかどうか判断しましょう。
まとめ
ロングを希望すると一般的なサイズ選びとは違った方面での問題が出てきて、自分の身長に合ったマットレスを選ぶのはもちろんですがマットレスは寝るために選ぶものです。身長を合わせるだけでなくそのマットレスの質も考えることを忘れないようにして、長さだけでなく性質等の情報も見て選んでいくようにしましょう。
