マットレスは商品の種類によっては硬さを決めることができる場合もあり、その場合にはレギュラー・ハード・ソフトと3つに分けられることが多く、この3つから選ぶことがあれば、2つしかなくてどちらかしか選べないという場合もあります。名称によってある程度その違いが理解できる人も多いと思いますが、マットレスの場合にはどのようになるのか分からないと思う方もいるでしょう。
では実際にマットレスのレギュラー・ハード・ソフトはそれぞれどのような違いと特徴があるのでしょうか。
レギュラーのマットレス
生活していれば様々な場面でこのレギュラーという単語を聞くことになると思いますが、このレギュラーは通常のものという意味を持っておりこの意味の通りにマットレスにおいては通常の硬さを指す言葉になっています。しかしこの「通常」というのはそのマットレスにおける段階という意味であり、その硬さは商品となるマットレスによって如何様にも変わってきます。
そのためレギュラーはハードよりも柔らかく、ソフトよりも硬いタイプと認識しておいた方がいいのですが一方でその商品によっては基準自体が硬め、柔らかめとなっている丁度いい硬さ、柔らかさで寝たい場合にはレギュラーを選んだ方がいいということも多いです。特にレギュラーの他にはソフトかハードのどちらかしか用意されていない場合にはその傾向があるために気をつけた方がいいでしょう。
ハードのマットレス
その名の通りにハードは硬い意味を持つ言葉であり、マットレスにおいては硬めのマットレスを指すことになります。しかしレギュラーの硬さにも違いがあるようにこのハードもマットレスに応じて硬さが違い、レギュラーよりも「若干」硬めに設定されていることもあれば、ハードという名の如く結構硬めに設定されている場合もあります。
そのため硬いのが良いのでハードを選ぼうとすると、そのあまりの硬さで逆に寝心地が悪くなってしまうということがあるためハードと銘打ってあってもその硬さがどの程度のものかは商品ごとの情報から確認しておくといいでしょう。
しかし一方でこうしたハードと称されるマットレスは後から細工することで調整できるということもあるため、臨機応変に自分や寝る人間の変化によって対応していたい場合にはハードを選んだ方がいいという話にもなります。
ソフトのマットレス
ハードとは反対に名から分かるように柔らかめに作られているマットレスのことを指す言葉であり、こちらもハードと同じく沈み込む程の柔らかさを指すこともあれば、その名に反して意外とあまり沈み込まないを指すこともあります。特にコイルスプリングのはバネという弾力がある素材を利用している関係でソフトでも思った以上に沈まないタイプであることが多いです。
しかし柔らかさの度合いが違っても柔らかい寝心地を心がけていることが多いため、柔らかいタイプの寝心地と相性が良くない場合には選ばない方がよく、逆に良ければ選ぶのがいいタイプです。こちらももちろんどれだけ柔らかいか商品ごとの詳細を見て確認をしておきましょう。こちらはハードと比べると調整したいと感じても難しいため臨機応変にマットレスへと対応したい場合には避けた方がいいです。
タイプが両立されたマットレス
しかし世の中にはレギュラー・ハード・ソフトと分けられていますが商品の中には2つのタイプを両立しているようなものも存在しており、そのようなもの二層になっており表と裏で使っている素材、作り方が違って片方はハード、片方はソフトといったように構成することを可能としています。このようなタイプは利用する人間やその時の気分によってハードとソフトを使い分けることができるのが大きなメリットです。
状況に応じて変えたい場合にはこうしたタイプのマットレスを選ぶのがよく、実際にマットレスを取り扱っている有名なメーカーが提供していることもあるため高性能な種類のを手に入れることも可能です。
まとめ
硬さの好みは人それぞれであり、レギュラー・ハード・ソフトと称されてもその硬さの度合いも商品によって違ってきます。好みを選ぶことが出来ますが逆に言えば選択を誤って寝苦しいタイプのを選んでしまう危険性もあるため、自分で選択するのが不安になる場合にはこうしたタイプで分けられているよりも単体で売られているのから判断した方が安全です。
実際に寝て試すことができればしていいですが、それができない場合には具体的にどのような人におすすめの硬さか取り扱っているところに聞いてみるといいでしょう。