マットレスを使っていれば当然汚れ・染みができてしまいます。これは汗や皮脂汚れなどが主な原因です。汚れを放置しておくとダニが増殖したり、カビが生えるなど衛生的にも良くありません。
つまり、寝心地だけでなく寝ている本人の健康にも影響してくる恐れがあるということです。
ですから、マットレスは定期的に洗濯をする必要があるのですが、種類によって洗濯の方法が変わってきて、場合によっては自分で洗うことは完全にできないタイプもあります。その場合はクリーニング業者に頼むしかありません。
衛生面のことを考えてマットレスを選ぶのであれば、水洗い・丸洗いできるマットレスを選ぶのが一番です。
ここでは、水洗い・丸洗いができるマットレスの中でもおすすめの商品をまとめました。
エアウィーヴ
エアウィーヴ多くのアスリートが利用していることで有名なマットレスです。airfiberという独自の素材を利用していて、マットレス内部の90%以上を空気で構成しています。
このような構造になっているため、通気性が高いのはもちろんですがエアウィーヴ自体が水を利用して作られているためそのお陰でマットレスを中の素材ごと丸洗いすることができます。
エアコクーン
E-COREと呼ばれるポリエチレンの樹脂を三次元に組み合わせた網状構造の素材が特徴のマットレス。エアウィーヴと同じく空気層が90%以上含まれていてそれによる通気性が高く、断熱性にも優れています。
この素材は水を吸収しない特性を持っているため、素材を取り出すことなくマットレスを洗濯機で丸洗いすることができます。
トゥルースリーパーセロ
トゥルースリーパーは低反発・中反発の種類もあり、それらは水洗いをすることができないのですが、この「セロ」は高反発のトゥルースリーパーで水洗い可のマットレスとなっています。
高反発だけに使われている素材が他と違い、ナノブリッドRとファイバークッションが使われています。2つの素材を利用することで季節・温度に応じた使い分けをすることが可能で、1年中快適に使うことを考えて作られています。
網状素材のナノブリッドだけでなく、硬綿素材であるファイバークッションも水洗いをすることが可能な素材なので、汚れを洗い流すことが可能です。
エアリーマットレス
アイリスオーヤマが販売している人気マットレスである「エアリーマットレス」。エアロキューブと呼ばれる素材を利用して作ることで高い通気性を誇っています。
通気性が高いことからも伺えますが、エアロキューブが水も通しやすい性質をもっていて、そのため水洗いをすることが可能になっています。カバー共々丸洗いをすることができます。
三つ折りにすることができるため、それで立てかけて乾燥させて手入れをすることも可能です。
エアリーマットレス(アイリスオーヤマ)のメリットとデメリット
ファインエアー
オーシンという寝具を取り扱っているメーカーが提供しているマットレスです。素材として中材にエアーラッセル、側地にハニカムメッシュ、サンゴマイヤーというのを使っているのが特徴です。
通気性が高いのはもちろん保湿性もあるため、寒い時期には熱を溜めて暖かく寝ることが可能で1年中季節通して利用することができ、耐久性も高いです。
水分を吸収しないためにシャワーをかけて水洗いをすることができ、乾燥も短時間で可能と速いためすぐに洗ってすぐに利用することができます。空気で構成している関係か軽いために女性で洗う時に持っていくことが簡単にできます。
ジェルトロン
ジェルトロンはグミ状ジェルのことであり、パシフィックウェーブという会社がこのジェルを利用したマットレスを提供しています。
通気性が高く、グミのように弾力があって耐久性も高く設定されており、長期間使うことが可能でありジェルという名が想像できるように水洗いをすることも可能な素材です。
構成している素材自体がリサイクル可能とされている素材であるため、それ故に丸ごと洗うことも可能で、汚れを拭き取ることもできます。
まとめ
水洗いが可能なマットレスはマットレス全体で見ればそこまで多いものではありませんが、極端に数が少ないわけではありません。探せば意外と見つかります。
水洗いができるタイプのマットレスは水を通す関係で必然的に通気性が高く、他の性能面も優秀なことが多くなっています。
ですから、水洗いできるマットレスを選ぶということは、自然と通気性が高い性能の良いマットレスを選ぶことができるというわけです。