マットレスを選ぶときに人によっては気になるのが「重さ」です。
寝る分だけなら重さはそこまで気にする必要はありませんが、
- 寝室にマットレスを搬入するとき
- マットレスを片付けるとき
- マットレスを洗う・干すとき
などで、マットレスが重いと苦労しますし、人によっては持ち運ぶこと自体が不可能なこともあり得ます。
当然マットレスにも様々な種類があるため、その商品によって重さも変わってきます。ここでは、有名なマットレスメーカー・ブランドの重さから、マットレスの重さの目安を考えてみます。
ニトリのマットレス
誰もが知る有名家具店。ニトリのマットレスの重さはどれくらいあるのでしょうか。
軽いニトリにマットレス
ニトリの最も安いシングルの薄型マットレスは重量が15kgとなっており、セミダブルになると18kg、ダブルになると21kgとなっています。
重いニトリのマットレス
しかしこれらは薄型であり重いものになるとシングルでも約29kgとなり、ダブルの場合は約45、扱っているサイズの中で最も大きいクイーンサイズとなると80kgも行くマットレスが出てきます。
無印のマットレス
無印もニトリと並んで有名なお店ですよね。無印は家具や食品など様々な商品を提供していますがマットレスも扱っています。
無印の軽いマットレス
無印のマットレスの重さは、小さい薄型のものになると約6kgと非常に軽いタイプがあります。
無印の重いマットレス
それ以外はそれなりの重量を持っているものが多く、スプリングマットレスのシングルとなると約18kg、ダブルになると31kgとなります。
これが超高密度のスプリングが使われているものになるとシングルは20を越えるようになりますが、ダブルは全体として平均でも30kg程度に収まっており、クイーンも重いもので40kg超えていないことが多いです。
エアウィーヴ
マットレスのブランドとして有名なエアウィーヴ。独自の素材を利用して90%を空気で構成しているマットレスです。
空気ということは軽い印象があるかもしれませんが、その通りで通常のマットレスでもシングルが約7kg、ダブルでも約9.5kgと10kgにもいきません。
これが軽くなったライト版になるとシングルは約4.5kg、ダブルは6.5kgとダブルでも通常のシングル並みの軽さを誇るようになります。
トゥルースリーパー
トゥルースリーパーは低反発・中反発・高反発と3種類から選べるマットレスです。
最も基本的なトゥルースリーパーブレミアムはシングルで4.6kg、ダブルで6.6kgと低反発ながら軽量な重さになっており、この上にクイーンもあるのですがこちらも7.6kgと他のクイーンと比較すると相当な軽さを誇っています。
一方で高反発であるトゥルースリーパーセロはシングル、セミダブルもダブルどれもが同じ程度の約4kgになっており、サイズによる重さの増量を気にしなくていいというものになっています。
フランスベッド
寝具メーカーとしては有名かつ大手のフランスベッド。マットレスも多数取り扱っています。
マットレスの重さとしてはシンプルなスプリングマットレスであるDT-033がシングルが約16kg、ダブルで約23kgとなっており、重い方ではあるのですがマットレス全体として見ればそこまで重いというわけではありません。
マニフレックス
エリオセルという素材を利用しているマットレスで、多くの著名人が愛用しているマニフレックス。
スタンダードであるモデル246はシングルだと12kg、ダブルだと17kgとなっていて、通気性の高さも含めて軽いマットレスになっています。
重いマットレスでは、モデルEXⅡというものになるとシングルで24kg、ダブルだと32kgという重さになっています。
三つ折のマットレスもありますが、そちらは持ち運び前提のためか軽く作られており、メッシュ・ウィングはシングルで7kg、ダブルでも9kgとエアウィーヴど同じように10kg未満です。
重さは意外と載っていない
マットレスのメーカーによっては重さを掲載していないというところが意外と多いのです。厚さや幅といった情報は掲載しているのに、重さだけがありません。
現にここまで紹介したフランスベッドは公式サイトでは重さが掲載されておらず、こうしたところは他のマットレスを取り扱っている通販サイトを見なければ分かりません。
トゥルースリーパーを販売しているショップジャパンは重さが掲載されてはいるのですが、その掲載されている箇所が商品紹介をページ以外と少しわかりづらいです。
商品によっては一般の通販サイトで取り扱っていない場合もあり、その場合も重さを見ることができない場合もあります。この場合には問い合わせ等を利用して確認をするしかないでしょう。
まとめ
シングルは最も基本的なサイズではありますが、4~5kgと軽いものもあれば、30kg前後のマットレスもあります。ダブルもシングルとほとんど変わらない重さを誇るものもあれば、サイズ相応に50kg近くなるものも出てきます。
このようにサイズによる重さの違いはあったとしても、そのマットレスに使われている素材や構成の仕方によってその重さは如何様にも変わってくるのです。
ダブル以上のクイーンでも軽量の物が存在するため、できるだけ重いものを避けたいと考えるのであれば、ここで挙げた商品以外にも軽いとされる商品を探してみるといいでしょう。