マットレスを選ぶ場合には環境もそうですがそのマットレスを利用する人数についても気を配る必要があり、シンプルに一人で利用しようとすることもあれば家族で住んでおり子供や夫もしくは妻と一緒に寝るというケースもあるでしょう。

一人だけで寝るか、複数人数で寝るかによってもマットレスの選び方は変える必要があり、サイズももちろんですがマットレスの性質自体にも気を配る必要があります。

では実際に寝る人数に合わせてマットレスを選ぶのであればどとのように選べばよいのでしょうか。

一人でマットレスを使う人向けの選び方

家族と一緒に寝ない、一人暮らしをしているためと人によって状況は違うと思いますが、大半は一人で利用しようとする方が多いでしょう。一人で寝るためにサイズとしてはシングルが基準となり、小柄、小さい場合にはセミシングル以下、もう少し余裕なスペースを取りたい場合にはセミシングルが候補に入り、それ以外のマットレスとしては他の人が寝るわけではないため自分に合ったものを選べばいいでしょう。

しかし家族と一緒に住んでいる場合は将来的に自分が寝ていたマットレスを他の家族へと譲り渡すというケースも珍しくはないため、そこも含めて考えるといいでしょう。

二人でマットレスを使う人向けの選び方

二人で寝る場合には大抵のケースが父親と母親、夫婦で寝るという方が多く、サイズとしてはダブルが思い浮かぶと思いますが、寝る人の体格によってはスペースが足りなくなるケースも多いため、クイーンサイズも視野に入れておいた方がいいです。どちらにしてもサイズのことを考えると二人とも余裕で寝ることができるスペースを考えて選んだ方がいいでしょう。

それと二人で寝るとなると振動にも気を配る必要があり、寝ようとマットレスに入った際の衝撃がベッド全体に伝わるようだと寝ていたもう片方の睡眠に影響が出てしまいます。

そのため、振動がないポケットコイルタイプのマットレスや素材等でそれを抑えている高反発のマットレス、低反発のマットレスを選ぶようにし、二人で寝るとその分蒸れやすくなるため通気性がいいものを選ぶといいでしょう。

家族3人でマットレスを使う人向けの選び方

二人以上、3人で寝るとなれば大抵の場合には父親と母親、子供という組み合わせであるケースが多くなると思います。位置的には両親が端で子供を中心に寝させるということになるでしょう。

三人で寝るなとればダブルだとスペースに余裕がないためクイーンサイズ以上が確定となり、場合によってはキングサイズの利用も検討する必要が出てきますが、中にはファミリー用として最適なサイズのマットレスが売られていることもあるため、そちらを選ぶのもいいです。しかし大きなサイズになると部屋までの輸送について考える必要も出てくるためそこには気をつける必要があります。

それだけでなく大きなサイズとなるとシングル2つ分といった小さいサイズを連結して構成しているということも多く、そうなると中心で寝ることになる子供はそれが気になってしまうこともあります。この場合にはマットレスのトッパーを始めとした敷くことで補助ができるタイプの小道具を利用して補うようにするといいでしょう。

子供が一緒に寝るとなれば汗の量も半端ではなく、両親に挟まれて気温も上がるために通気性が良いマットレスを選んだ方がいいです。振動に関してはキングサイズとなれば意外と伝わり難いためそこまで気にする必要はありませんが種類によっても変わるため、そこも踏まえて振動に強いのを選んだ方がいいかもしれません。

こちらも参考にしてください↓
通気性でマットレスを選ぶポイントと通気性を良くする方法

それ以上で寝る場合には

場合によっては3人ではなく4人以上で寝るということをするケースも出てくるでしょうが、流石にケースとしては稀でマットレスを提供している側も想定していないため、適したサイズは存在しないことの方が多く、オーダーメイドをするという選択肢しか残っていません。

無理に4人以上で寝ようとせず、別々に寝るという選択を取った方がいいでしょう。

まとめ

実際に人数だけを表記してもその寝る人間が誰かによって適切とされるマットレスが変わってくるため、誰が寝てそれぞれどのような状態なのかも把握して実際に適したサイズのマットレスを選ぶようにしましょう。

腰痛の方がいればその腰痛対策を優先としたマットレスを選ぶといった、問題がある方の対策を優先して考えて労わることも一緒に寝る上ではした方がいい必要なことです。